Wednesday, November 17, 2010

Asahi Pentax Spotmeter Ⅲ→分解→修理→ニンマリ

ジャンク箱で発見しました。
とても欲しかった「スポットメーター」です。
お値段¥525。
ものすごい液漏れ痕でした。
でも、手に取ってみると
「なおせそううじゃん。」と根拠のない自信が湧いてきて、確保です。
(こうしてジャンクが。。。)

帰りにリード線買って、早速分解です。



まずは、外観から観察。
このメーターは二種類の電池を使います。

・9V :Low (低輝度時)
・H-N(生産中止) :常時(+バックライト)
   H-NはLR44あたりで代用します。(後で要調整)

液漏れはH-Nからの物で、9Vの電池室は至ってきれいでした。
新しい電池に交換して「L」ボタンを押して低輝度モード!!
。。。ピク、ッピ、ピク!! → どうやら接触不良。(でも小さなガッツポーズ)
うまく接触すれば適正な反応を示しました。








しかし、えぐい。
液漏れの激しい電池室は後回しに、本体の分解です。
レンズやダイヤル部分のクリーニングやグリスアップをしながら
色々と試してみたものの、あと少しで開きそうなのに開かない。。。悶々。

で、気がつきました。



1, グリップ下部にある小さなプレートを外し、出て来たネジを外します。
2, 本体とカバー(背面)はスナップで止められているので破損しないようにかみ合わせを外します。
*ちなみに内部にプリズムが入ってますね。


早速、さっきのスイッチ接点を見てみると三接点のうち一つが汚れていたのできれいに磨き、端子の曲がりを修正。
また、断線しかけているリード線を再配線。→LOW復活!

H-Nの配線周りの小さな接点は腐食が酷く、あっさり「ジャンプしてポン」作戦。
基盤からそのまま配線をジャンプして、ガンバッテお掃除した電池室にそのまま半田付け。





すると、

が、




です。

反応も適正値より少し振れる程度(1段アンダー)。これも自分で出た目を補正してしまえばOK。
ヨッシャー!!!!

まぁ、冷静に様子を見ますが。。。


とにかく今日は良い買い物をしました。ニンマリ。

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